映画「ガッチャマン 実写版」の見どころと主要キャスト

1972年に放送が開始され、子供を中心に大人気となったテレビアニメ科学忍者隊ガッチャマンを実写化した映画がガッチャマンです。
ガッチャマンのリーダーで中心的存在の鷲尾健を演じるのは今多くのドラマや映画で活躍している松坂桃李、ジョージ朝倉を綾野剛、大月ジュンを剛力彩芽、大月甚平を濱田龍臣、中西竜を鈴木亮平がそれぞれ演じています。
今高い人気を集めている役者が集結しガッチャマンを演じるということでキャスティングの豪華さも映画公開前から大きな注目を集めていました。
さらに中村獅童や岸谷五朗といった役者が脇を固め、元々子供向けアニメが原作の作品となっていますが大人でも十分に楽しむことができる作品になっています。

映画のストーリーは原作であるテレビアニメ版をベースとし、そこにオリジナリティを加えた形になっています。
西暦2050年突如として現れた謎の組織ギャラクター、ギャラクターは世界中に宣戦布告をしたった17日という短い期間でなんと地球の半分を支配下においてしまいます。
恐るべき力を持ったギャラクターに対抗するため人類は神秘的な力をもつ石の力を頼ることになります。
この石の力を使うことができる人間は800万人に1人、世界中から集められた5人の適合者がこの作品の主人公たちであるガッチャマンの5人というわけです。
彼らは石の力を使い究極の兵器としてたった5人で強大な組織ギャラクターに立ち向かっていくことになります。

まさに昔ながらの特撮ものといった感じのストーリーで、子供はもちろんですが大人も昔を懐かしみながら楽しめるようになっています。
原作アニメではガッチャマンたちが縦横無尽にアクションを繰り広げていましたが、この実写版でもVFXという技法を駆使してアクションをカッコよく、そして派手に見せてくれます。
ガッチャマンが着用するスーツも現代風にアレンジされていてスタイリッシュで、迫力あるアクションシーンには思わず見とれてしまいます。
アクション好きという方ならこうしたアクションシーンが1つの見どころになるでしょう。

そしてギャラクターと厳しい戦いを繰り広げる中でガッチャマン5人の人生にも焦点を当てています。
特に松坂桃李演じる鷲尾健、そして剛力彩芽演じる大月ジュンの2人の恋愛模様を重点的に描いたストーリーは原作オリジナルでは見られなかった部分になります。
特殊な力を持ち敵と戦うヒーローも普通の人間なんだなと感じさせる演出です。

アクション、恋愛、さまざまな要素が詰まっているのが実写版ガッチャマンと言えるでしょうか。
多くの方が楽しめる作品になっています。