支払いに猶予を持たせたシステムがお金を借りる事を造り出している

私たちは、現実には持っていないお金で、ショッピングを楽しみ、車を乗りまわし、豪邸を構え、子供を大学に通わせ、日々の食料まで蓄えているのです。支払いに猶予を持たせたシステムは、すべてお金を借りる事に匹敵するのではないでしょうか。即現金を請求するのは、飲食店や近所のスーパーくらいしか思い浮かびません。気が付けば、何でもカード払いが世の中の主流となりつつ有るのではないでしょうか。支払いの時、財布から現金を取り出そうとすれば、クレジットカードはお持ちでは無いですかと聞かれる場合も有ります。何でもカード払いは、現金で支払う事の意味を消費者に忘れさせてしまう傾向が有ります。ニコニコ現金払いのメリットはお互いが気持ちよく売り買いするためのより良い方法でしたが、その効果が時代の流れと共に薄れて来ているのです。仮想現実と見ることも出来るインターネットの普及はこのカード払いを進化させる結果を生み出しました。お金を借りる事に他ならないカード払いの感覚が、支払い行為そのものになってきているのです。今から少し先、このカード払いの代金を支払う能力は自分についてくるのだろうかという心配をなさる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、そのような心配が現実となるような方は、お金を借りる事が出来なくなってしまう、つまりクレジットカードさえ持てなくなる可能性は有ります。個人の信用度は常に共有化され、リスクの高い個人はどこへ行ってもお金を借りる事が出来ない状態が考えられるのです。信用度を保つための個人の努力は必要不可欠となる時代が近づいているのかもしれません。