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老後の資金はこう貯めよう

国民年金や厚生年金の財源枯渇のリスクを懸念される昨今ですが、老後の生活への対策はできていますか?

老後の資金準備は、豊かな老後を迎えるには1世帯で月々35万程度とも言われます。

総額にすれば

15年(80歳):6300万円
20年(85歳):8400万円
25年(90歳);1億500万円

と、長生きするだけとても大きな額になってきます。

年金が国民年金だけで満額受け取れて年間約80万円ですから、夫婦2人で年間160万円受け取れることになりますから、

15年(80歳):2400万円
20年(85歳):3200万円
25年(90歳);4000万円

の補填ができることになります。

更に厚生年金を上乗せして年間200万程度受け取れるとすれば、

15年(80歳):3000万円
20年(85歳):4000万円
25年(90歳);5000万円

を補填できることになります。

従って、厚生年金受給者でも

15年(80歳):900万円
20年(85歳):1200万円
25年(90歳);1500万円

は不足することになり、自営業者などの国民年金のみの受給者は

15年(80歳):3900万円
20年(85歳):5200万円
25年(90歳);6500万円

が不足する計算になります。

厚生年金受給者であれば、90歳まで生きると過程しても毎月5万円貯蓄すれば25年で1500万円貯めることができます。
40歳から老後の貯蓄を始めても、運用なしで補完することができます。

自営業者も、65歳以降の収入である程度カバーすることも可能ですが、問題はそれ以外の国民年金のみの受給者です。
最大6500万円を例えば30歳から35年間で貯蓄しても毎月15万円の貯蓄が必要で、20歳から45年かけても12万円必要になります。

今後は年金の財源問題や中小零細企業や個人事業が増えてきていますから、上記のように年金受給ができるとは限らない時代になります。
従って、ある程度長期の期間を使い、年間複利の資産運用や不動産等の継続収入が得られる様、一般の家庭でも資産運用を考えていく必要があると言えます。

まずは定期預金や終身保険、純金積立等、積立型で低リスクの運用でベースを固め、不動産や外貨、海外投資、株式などのリスクも取りながら資産形成していきましょう。

時間があることを利点として、急がずじっくりと自分自身も成長していくことができれば、将来はしっかり守っていくことができますよ。

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