住宅ローン

住宅ローン金利の考え方

住宅ローンを商品としている銀行によって、金利はいろいろあるようです。 どこの銀行にしたらよいのか正直迷ってしまうほどです。 そして金利にもタイプがあり、変動型金利と、固定型金利があります。 固定金利を選んだ場合は、景気の動向によって得をしたり、損をする場合が出てきます。

金利として、変動と固定の差はありますが、平均すると0.75%~2.4%の間となっているようです。 固定型金利のものでも、5年から35年固定というものまであるようです。 ある銀行では、半年固定金利というものがあって0.98%となっています。 その他では5年型固定金利では1.4%、15年固定金利では1.95%という選べるところもあります。 金利に関しては、その家庭の収支の現状によりどれを選べば正解というものがないような気がします。

一般的に銀行の金利を比べてみると、変動型の方が低く設定されているようですね。 市場の金利の変動により金利が変わっていくというリスクを背負うこととなりますが、金利が安い状態が続くと固定型金利よりお得という結果になります。 ある銀行の例を参考にして、家庭でのいろいろなケースをシュミレーションしてみました。 今、当面の資金に余裕があるという場合は、繰り上げ返済という方法もあります。

①資金に余裕がある場合は、変動型金利を選んだ方が得かもしれません。 途中で固定型金利への変更が可能です。
②また、子供の教育費用がかかっている場合、小学校入学から大学卒業までの教育費は家計の中でも大きな割合を占めてしまいます。 この間は、優先させるものは教育費用ということになるので、期間限定して固定型金利として、毎月の返済額を一定に定めて置いたようがよいでしょう。 そして教育費がかからなくなったら、金利を変動型へ変更することも可能です。
③いつどんな事が起こるかわからないということで、長期間返済額を一定に保ちたいという人もいることでしょう。 そんな人は、長期間固定金利というものを選ぶと良いと思います。 このタイプは、契約した時の金利を継続するものです。 従って毎月の返済額は一定となっています。 変動型への切り替えは不可となっているようです。
④ミックス型金利というものもあります。 変動型と固定型の2つを上手く組み合わせて、両方のメリットとなる部分を利用して返済していくタイプです。 ただし、これを利用可能なケースは、借入金額が3000万円以上の場合のみのようです。 ちょうど調べてみた銀行の例ですが、安心パックというものがあって、不景気になり年収が減収する、子供の学費の占める割合が大きくなった、家族や本人が急病になったなどを想定して、一定期間返済をお休みできるというものがあります。 これには、資金に余裕のある時に繰り上げ返済をしているなどの条件も付きますが。 一口に金利と言っても、各家庭収入の状態により、さまざまな選択肢があるようですね。 住宅ローンを考える時は、返済の事も考慮して無理のないようなものを選ぶことが大切です。

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